にじボイスはサービス終了|今から使える無料・商用OKの代替3選(2026-07-18確認)
にじボイスは2026年2月4日15:00に完全終了し、今から新規に使うことはできない。代わりに無料で商用利用できる国産日本語TTSはVOICEVOX・AivisSpeech・音読さんの3つで、それぞれ商用条件とオフライン可否が異なる。
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この記事の確かめ方
- ✅ 確認した事実:各社公式サイト・公式発表・報道記事の一次情報(確認日:2026-07-18)
- ✅ 手法:料金・商用利用条件はDB化した確認カルテをもとに記載(検証方法)
- ❌ 未評価:音質・自然さ・滑舌の癖(僕はまだ聴いていない。気になる方は各社の公式デモで確認してほしい)
- 🔄 改定を追う:料金・規約は変更されうる。契約前に必ず公式ページで最新情報を確認してください
結論(先に)
にじボイスを検索してこのページに来た人の用途別で先に書く。
- とにかく無料で今すぐ試すなら → VOICEVOX(インストール型・完全無料・オフライン動作)
- ブラウザだけで手軽に読み上げたいなら → 音読さん(登録だけですぐ使える。ただし無料枠は月5,000字まで)
- API経由で高速に音声合成したいなら → AivisSpeech(Aivis Cloud APIを公称。料金体系は本セッションでは確認できず要確認)
- 音質そのもので選びたい人へ → 僕はまだ聴いていないので判定しない。各社の公式デモで確認してほしい
にじボイスは終了済み。まず事実から
にじボイスは2026年2月4日15:00に完全終了した。運営元アルゴマティックの発表(2025-11-21)と後続の報道によると、日本俳優連合(日俳連)から複数のキャラクター音声(計53体)について「声が似ている」との削除要請を受け、「法的な権利侵害はない」としつつもサービス終了を決めたとされる。公式ページ自体がすでに消失しており、現在は無料枠を含め一切利用できない(確認日2026-07-18)。
ネット上には今も「無料&商用OK!」という2025年以前の紹介記事が残っているが、それらは古い情報だ。今から検索してたどり着いても、にじボイスは使えない。
代替3ツールのAt-a-glance比較
| ツール | 現在の状態 | 料金(無料枠) | 商用利用 | オフライン | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|
| にじボイス | サービス終了(2026-02-04) | 提供なし | 提供なし | - | 2026-07-17 |
| VOICEVOX | 稼働中 | 無料(上限記載なし) | 個人・法人・商用まで無料。ただし音声ライブラリごとに個別規約+クレジット表記必須 | 可(ローカル実行、ネット接続不要) | 2026-07-17 |
| AivisSpeech | 稼働中 | 本体無料(クレジット表記なしで個人・法人・商用OK) | 本体は無条件で商用可。音声モデルはAivisHubの個別ライセンスにより異なる | 可(初回起動時のみ接続必要) | 2026-07-17 |
| 音読さん | 稼働中 | 登録で5,000字/月無料(未登録は1,000字/月)、有料は1,078円/月〜 | 無料枠もクレジット表記で商用可。放送・請負業務等は別途ビジネスプラン必須(価格は要確認) | 要確認(公式記載を確認できず) | 2026-07-17 |
公式サイト:VOICEVOX / 公式サイト:AivisSpeech / 公式サイト:音読さん
選び方:この3つは何で比べればいいか
にじボイス終了後の代替は「無料かどうか」だけでは決まらない。実際に規約を読むと差が出るのはこの4軸だ。
- 商用利用の条件の厳しさ(クレジット表記の要否、用途による除外)
- 無料範囲の広さ(文字数上限があるか、ソフト自体に上限がないか)
- オフラインで動くか(インストール型かクラウド型か)
- API・開発者向け機能の有無(自作サービスに組み込めるか)
商用利用の条件
VOICEVOXは本体・API・商用利用まで無料だが、音声ライブラリ(キャラクター)ごとに個別の利用規約があり、クレジット表記が必須になる。禁止事項の詳細もキャラクターごとに違うため、使うキャラクターの個別規約は読む必要がある(確認日2026-07-17)。
AivisSpeechはソフト本体の利用規約上、個人・法人・商用を問わずクレジット表記なしで使える。ただし音声モデル(キャラクター)はAivisHub経由の個別ライセンスに従うため、こちらもモデルごとに商用可否・クレジット要否を確認する必要がある(確認日2026-07-17)。
音読さんは無料プランでもクレジット表記をすれば商用利用できる。ただし「請負・委託業務」「放送メディア(テレビ・ラジオ)」「販売コンテンツへの組み込み」「期間の決まっていない音声ガイダンス」は、別体系のビジネスプランへの加入が必須になる。このビジネスプランの価格は本セッションでは取得できておらず、要確認のまま出す(確認日2026-07-17、出典:ondoku3.com/ja/post/about-business-plan/)。
無料範囲の広さ
VOICEVOXとAivisSpeechは、ソフト本体に文字数上限という概念自体がない(インストールすれば無制限に使える)。一方、音読さんはクラウド型のぶん手軽だが、無料枠は登録して月5,000字までと明確に区切られている。月に数万字を読み上げたいなら、この差はそのままコストに直結する。
オフライン可否
VOICEVOXはダウンロード後、ネット接続なしで動く。AivisSpeechは初回起動時だけ接続が必要で、以降はオフラインで使える。音読さんについては、公式ページでオフライン動作に関する記載を確認できなかった。クラウド型サービスの性質上オフライン非対応の可能性はあるが、断定はせず要確認としておく。
API・開発者向け機能
VOICEVOXはローカルHTTP API(VOICEVOX ENGINE)を提供しており、/audio_queryや/synthesisなどのエンドポイントで自作アプリに組み込める。AivisSpeechは「最速0.3秒」を公称するAivis Cloud APIに加え、ローカルAPIインターフェースも搭載する(料金体系は要確認)。音読さんは公開APIの案内ページが見当たらず、WordPressプラグインやHTML埋め込みでの利用案内が中心だった(確認日2026-07-17)。
用途別の推しとトレードオフ
個人開発でAPIに組み込みたい人:VOICEVOX(ローカルAPIが公式ドキュメント付きで確立している・オフライン・完全無料)か、AivisSpeech(Aivis Cloud APIの速度を取るが料金体系は自分で確認する必要がある)の二択になる。安定した無料の実績を取るならVOICEVOX、速度を試したいならAivisSpeechだ。
インストールなしでブラウザから使いたい人:音読さんが手軽だが、無料枠の5,000字/月は本格的なナレーション制作にはすぐ足りなくなる。VOICEVOX・AivisSpeechはインストールの手間はあるが、量を気にせず使える。
にじボイスのようなキャラクター音声が欲しい人:VOICEVOXとAivisSpeechはどちらもキャラクター音声ソフトという方向性は同じ。どちらの声が好みに近いかは、公式デモで自分の耳で確かめるのが一番早い。
音質・自然さは未評価
正直に書く。僕はこの3つのTTSを聴いて自然さを判定していない。にじボイスと同じ「アニメ調のキャラクター音声」を求めているなら、その色が合うかどうかは記事を読むより耳で確かめたほうが早い。
- VOICEVOX公式サイトでデモ音声を確認する
- AivisSpeech公式サイトでデモ音声を確認する
- 音読さん公式サイトで無料登録して試す
今回対象外にしたツール
CoeFontやVOICEPEAKなど、他にも日本語のキャラクター音声TTSは存在する。ただし今回は、一次確認済みのデータがDBに揃っている無料・国産の3つに絞った。他ツールは順次確認して追加していく。
本記事の料金・商用利用条件は2026-07-17〜2026-07-18に各社公式サイトを確認して記載したものです。料金・仕様は改定されうるため、契約前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。