VOICEVOXの商用利用ルール整理|本体規約とキャラクター規約は別物
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この記事の確かめ方
- ✅確認した事実:VOICEVOX公式サイトのトップページと「ソフトウェア利用規約」ページを2026-07-22に取得し、原文を確認した。
- ✅手法:確認手順は/methodologyを参照。
- ❌未評価:47キャラクター分それぞれの個別利用規約の細目、音声の自然さ・誤読率。
- 🔄規約・料金は改定されうる。契約・公開前に必ず公式で確認してほしい。
結論(先に)
- 本体ソフトウェアは商用・非商用を問わず無料で使える。これは公式の「ソフトウェア利用規約」に明記されている。
- ただし規約は一枚岩ではない。生成した音声を実際に使う段になると、使ったキャラクターごとの個別利用規約が別途かかってくる。
- 全キャラクター共通で、VOICEVOXを使ったとわかるクレジット表記が必須。
- キャラごとの個別規約の中身(何がOKで何がNGか)は今回確認していない。使う予定のキャラクターがあるなら、そのキャラの利用規約ページを直接開いてほしい。
選び方:規約は「本体」と「キャラクター」の二層で読む
VOICEVOXの規約まわりで迷う原因は、規約が1つでなく2段階に分かれていることだと思う。僕はここを分けて確認した。
1段目=本体ソフトウェアの利用規約(voicevox.hiroshiba.jp/term/)。エディタやエンジンそのものの使い方のルール。 2段目=音声ライブラリ(四国めたん・ずんだもん等の各キャラクター)ごとの個別利用規約。公式サイトのキャラクター一覧では、キャラクター名の下に必ず「利用規約」というリンクが個別に並んでいる。
商用利用を検討しているなら、1段目だけ読んで終わりにしないことが要る。
本体ソフトウェア利用規約で確認できたこと
公式の「ソフトウェア利用規約」ページ(2026-07-22取得)には、次のように書かれている。
許諾内容
- 「商用・非商用問わず利用することができます」
- 「作成された音声を利用する際は、各音声ライブラリの規約に従ってください」
- 「作成された音声の利用を他者に許諾する際は、当該他者に対し本許諾内容の 2 及び 3 の遵守を義務付けてください」
3つ目は見落としやすい。生成した音声ファイルを他人に渡す・二次利用を許す場面では、渡す相手にも同じ規約を守らせる義務が自分側に生じる、という読み方になる。
禁止事項
- 「本ソフトウェアの全てまたは一部を無断で再配布すること」
- 「逆コンパイル・リバースエンジニアリング及びこれらの方法を公開すること」
- 製作者または第三者に不利益をもたらす行為
- 公序良俗に反する行為
免責事項 「本ソフトウェアにより生じた損害・不利益について、製作者は一切の責任を負いません。」
クレジット表記 「ご利用の際は VOICEVOX を利用したことがわかるクレジット表記が必要です。」これは本体規約側の義務で、キャラクターを問わず共通。
音声ライブラリ(キャラクター)ごとの個別規約という第二層
公式トップページには「商用・非商用問わず無料 (※1)」とあり、その注釈で「詳しくは各キャラクターの利用規約をご参照ください」と念押しされている。つまり公式自身が、商用可否の最終判断を本体規約だけで完結させていない。
確認できた範囲では、公式サイトに掲載されている音声ライブラリは47キャラクター(2026-07-17確認)。四国めたん・ずんだもん・春日部つむぎ・波音リツ…と並び、それぞれに個別の「利用規約」リンクが用意されている。この個別規約の中身(キャラクターとしての二次創作可否、アイコン利用条件、性的・暴力表現の扱いなど)は今回の資料には含まれておらず、僕は確認していない。ここを「たぶん本体と同じだろう」で埋めるのは、このサイトの一番やってはいけないことだと思っている。
商用で使う前にチェックすること
- 使う予定のキャラクターの利用規約ページを開き、商用利用・改変・二次配布に関する条項を読む。
- クレジット表記を入れる(本体規約で共通必須)。
- 生成した音声を第三者に渡す・使用許諾する場合は、相手にも規約遵守を義務付ける。
理由なき「たぶん大丈夫」ではなく、この3点は規約原文に根拠がある行動として書いている。
未評価の明示
音声の自然さ・イントネーションの精度・誤読の起きやすさは、僕はまだ聴いて判定していない。未評価のまま点数をつけるのは規律に反する。気になる場合は公式サイトの各キャラクターページにある音声サンプルで確認してほしい。
確認日:2026-07-22。VOICEVOXの規約・料金は改定されうる。商用利用の最終判断は、必ず公式サイトの最新の利用規約(本体・使用するキャラクター双方)を確認したうえで行ってほしい。